「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」が開催されます! 

「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」は国内の三つの美術館を巡回する展覧会です。

パウル・クレー展の公式HPにクレーの次の言葉が紹介されています。
「この世では、私を理解することなど決してできない。なぜなら私は、死者たちだけでなく、未だ生まれざる者たちとも一緒に住んでいるのだから。」
如何にもクレーらしい言葉で、画廊の販売戦略に用いられたものだそうです。

「謎めいた」「難しい」などと思われがちなクレーの魅力を、昨年末に亡くなられた詩人の谷川俊太郎さんは次のように書かれています。
「クレーの絵を見ていると、いつもふしぎな気持ちにおそわれます。描かれた絵の奥に、限りなく広く深い世界がひろがっているような感じ、それが何かをことばで言うことはむずかしいのですが、少なくともそれは私たちが肉眼で見るものとは違います。もしかするとクレーの絵を見るとき、私たちはクレーという人の心の奥をのぞきこんでいるのではないでしょうか。」(「おはなし名画シリーズ クレー」の推薦文より抜粋)

谷川俊太郎さんは「クレーの絵にうながされて沢山の詩をかいてきた」と仰っていました。「今回の展覧会は谷川俊太郎さん呼び寄せたのではないか」なんてありもしないことを思ってしまいます。残念ながら東京には来ないので、旅行を兼ねての美術館巡りとなりそうですが、どの街も魅力的で、どこに行こうか迷っています。

展示の主旨は「同時代の前衛芸術家たちと関係性(星座)からクレーを捉え直し、その生涯にわたる創造の軌跡を辿る」というもので、「チュニジア旅行での色彩の発見」「戦争による破壊と希望」「シュルレアリスム先駆者としてのクレー」「晩年の新たな創作活動」などが構成の軸になるようです。想像するだけでわくわくします。

愛知県美術館ではミュージアムショップに「おはなし名画シリーズ クレー」と「おはなし名画をみるまえに クレーの黄色い鳥のいる風景(詩・谷川俊太郎)」を置いて頂きますので、是非、手に取ってみてください。

おはなし名画シリーズ クレー:名画とともに画家の生涯を辿ります。事前に読んでおくと展覧会の楽しみが益々大きくなるでしょう。

クレー

音楽と絵と詩を愛したクレーの生涯と作品を大きくて綺麗な印刷で楽しめます。谷川俊太郎さんの詩も掲載されています。

本体価格 ¥3,200(税別)
B4変型判 64ページ
作品点数 42点

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黄色い鳥のいる風景(詩・谷川俊太郎):小さなお子様を対象として制作したものですが、大人の方からも大変、好評をいただいています。

クレーの名画を谷川俊太郎さんの詩とともに楽しむ絵本画集です。

本体価格 ¥1,200(税別)
22ページ/24×26cm
作品点数 8点

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「おはなし名画をみるまえに」の「クレーと黄色い鳥のいる風景」

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音楽を描いた画家「パウル・クレー」