「マティス 自由なフォルム」展に行ってきました。

5月27日まで国立新美術館で開催中の「マティス自由なフォルム展」に行ってきました。
土曜の遅い時間だったためか人が少なかったので、ゆっくりと観れてとても気持ちが良かったです。金曜、土曜は20時までやっているので狙い目かもしれません。開館は10時からで、日曜から木曜は18時閉館です。入場は閉館の30分前までですのでお気を付けください。

新たな表現方法として取り組んだ切り紙絵や流れるような線で人物を描写するデッサンからマティスが晩年に達した境地を垣間見れます。

もう一つの目玉は展示室内に再現されたロザリオ礼拝堂です。青地に黄のステンドグラスから白地に黒のタイル画に美しい光が差し込みます。

マティスは南フランスのヴァンスのロザリオ礼拝堂建設に1948年から4年間にわたり携わっています。

1869年に北フランスで生まれたマティスは72歳の時に腸の病気で手術を受け、車椅子で生活するようになった後、74歳のころから南フランスのヴァンスで暮らすようになります。

1954年に84才で亡くなっていますので、まさに最晩年の作品で、自身でも芸術人生の集大成とみなしています。

知らなかったマティスにも沢山出会えた心が豊かになる展覧会でした。皆さまも是非、足を運んでみてください!

今回はショップには置いていませんが、美術館に行く前、行った後には是非「おはなし名画シリーズ マティス」もお楽しみください。

予習しておくと鑑賞を何倍も深く楽しめます。美術館帰りにお酒を飲みながら「おはなし名画」を眺めて余韻に浸るのも楽しいものです🥰

本書では、何歳になっても新しいものにチャレンジする天才マティスの84年の生涯と39点の作品を大きくて綺麗な印刷で楽しめます。

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