子ども食堂への寄付を通じて感じたこと
「全国のこども食堂への本の寄付を始めました」という記事に記載しましたが、博雅堂出版では全国の子ども食堂様に本の寄付をしています。以前からお付き合いのある認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)様にお手伝い頂いていますが、直接、メールでご希望いただいても対応致します。こちらからお問い合わせください。
寄付させて頂く商品は書店から返品されてきた本ですので、若干の傷みがあることをご了承ください。中古(使用済)ではないので傷みはあまり目立たないものが多いです。「殆ど新品と見分けがつかない」と言って頂くこともあります。
「子どものために」という思いを共有する皆さまに協力したいという主旨ですが、背景には「溜まっている在庫を有効に使いたい」「多くの人に知ってもらいたい」という営業的な思惑もあります。期間および数量限定返品本の40%割引キャンペーンも同様の意図で行っています。
個人的に全国の子ども食堂様への金銭面での寄付を「むすびえ様」を通じて数年前から行っているのですが、子ども食堂を主催されている方と話したことはなかったので、時間の許す範囲で直接、お届けしています。どちらの子ども食堂様も全面的な善意で受け入れてくださるので本当に心が洗われる気持ちになります。
一口に「子ども食堂」と言っても色んな形態があります。
これまでにお邪魔した先には、
・お洒落なカフェの店主さんが行っているところ
・公共の施設を借りてボランティア中心に運営しているところ
・有志の方のお宅で近隣の方々の憩いの場となっているところ
・学習支援に力を入れていて、お弁当を配っているところ
などがありました。
学習支援に力を入れている「寺子屋さん」では全巻を『ご購入』頂いたうえにお弁当まで頂きました。調理前の生野菜も付いていました。志に敬服しました。
「憩いの場」では皆さまと一緒に食事をさせて頂きました。
白いお米、肉じゃが、大根と大根の葉の炒めものというメニューです。優しい味でした。
申し訳ないのでお断りしようと思ったのですが、熱心に勧めて頂いたので「0.2人分」でお願いしました。「0.4人分」くらいはありました。
画家さんがいらして、美術関係のお話を沢山聞けたのも印象に残っています。暖かい場所でした。
「お洒落なカフェ」は家から近いので通常営業をされているときに普段使いで通っています。心静かに読書も出来てとても居心地が良いカフェです。
公共の施設を借りてボランティアのスタッフ中心に組織的に運営している子ども食堂は大規模で効率的に子育て支援が出来ていると感じました。
こちらの営業的思惑を超えた圧倒的な善意に助けられてプロジェクトが継続しております。本当に有難いことです。
※むすびえ様を通して全国の子ども食堂を支援できます。月々1000円からの寄付が可能です。
※来年以降の寄付は郵送を基本にする予定です。是非、来て欲しいという子ども食堂様がいらっしゃればご連絡ください。
※「おしゃれなカフェ」はBook & Garden カフェ里葉(以下、カフェ里葉)様のことです。
※そのほかの子ども食堂様にはHPで紹介する旨の話をしていないのでリンク等は付けていません。