本書では二人の偉大な画家の出合いと別れに彩られた人生を64点の作品と共に大きくて綺麗な印刷で楽しめます。
(ゴッホ)
ゴッホはアルルに滞在した1年間に190点もの絵を描いています。中でも「ひまわり」からは喜びや希望のエネルギーが伝わってきます。
アルルの素晴らしい自然に囲まれながら過ごした日々は人生で最も充実した時でした。ゴーギャンも呼び寄せ、二人で沢山の絵を描きました。
しかし、幸せな日々は長くは続かず、アルルでの共同生活はゴッホが自分の耳をそぎ落とすという事件を起こし、2ヶ月ほどで終わります。
ゴッホは重い心の病気に罹り、入院するためにアルルを離れます。ゴッホはそこでも最後の力を振る絞るように絵を描き続けました。
※ゴッホの生涯をこちらにごく簡単にまとめています。よろしければご覧ください。
(ゴーギャン)
一方、アルルでのゴッホとの短い共同生活を終えたゴーギャンは憧れ続けてきたタヒチに向かいます。この地で描いたゴーギャンの絵はどれも力強い生命力に溢れています。
タヒチでの生活は良いことばかりではありませんでした。病に罹り、貧乏と孤独にも苦しみました。さらに娘の死の知らせが届くと、失意のゴーギャンは横6㍍縦2㍍の「我々は何処から来たのか 我々は何者か 我々は何処に行くのか」を描き上げ、その直後に自殺を図りました。
※ゴーギャンの生涯をこちらにごく簡単にまとめています。よろしければご覧ください。
(ちょっとだけ中身の紹介)
日本に憧れたゴッホがアルルやって来たときの話です。
浮世絵に影響を受けていたゴッホは日本に憧れを持っていました。そして浮世絵から「日本は温かい国に違いない」と思い込んでいました。
ゴッホがパリを離れて南仏のアルルに引っ越したのはそこに日本に似た風景があると思ったからでした。
全てに希望を失ったゴーギャンが大作を描きあげるときの状況が書かれています。
若いときに神学学校に通ったゴーギャンの精神世界が前面に出たポスト印象派の先駆けとも言われる代表作です。
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読者より①
『世界がひろがる!!』
おはなし名画シリーズ(1) ゴッホとゴーギャン | 小手鞠 るい | 全ページ読める | 絵本ナビ:レビュー・通販 (ehonnavi.net)
なんだか名画にふれたい気分になって、この本を手に取ってみました。
読んでみて、とっても楽しかったです。
絵画を見て楽しむのももちろんなのですが、その絵に関してのことが、子どもにわかりやすい文章で書かれているので、さらに世界がひろがります。
大人ですが、初心者の私にぴったり!!
娘にもすすめようと思います♪
(スケボウさん 40代・ママ 情報提供:絵本ナビ)
読者より②
読書ブログ「不眠の子守唄」より
サマセット・モーム「月と六ペンス」のモデルにされるほど、その人生が多くの人々を引き付けてきたゴーギャン。そしてゴッホは言うもおろかなりである。波乱の人生を送った二人の人生を、力強い作品とともに楽しむことができる作品は、他にないのではないかと思わせる。子ども向けと侮るなかれ。(不眠の子守唄の管理人様から博雅堂出版宛にメッセージを頂きました)
子どもを美術館に連れていけない時に、お薦めの名画集ー「おはなし名画シリーズ」で自宅で美術体験ー│不眠の子守唄 (moriishi.com)
貴社の「おはなし名画シリーズ」は私の母が好きで買い揃えており、子どもの時からよく読んでおりました。読んだ本はどれも印象に残っております。大人になってから美術館に行くのが好きになったのも、貴社の「おはなし名画シリーズ」を読んでいたからだと思っております。
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