おはなし名画「クレー」
おはなし名画シリーズ

クレー

本体価格 ¥3,200(税別)

B4変型判 64ページ
作品点数 42点

ヴァイオリニストでもあったクレーはピアニストの妻と子どもを愛し、音楽と絵と詩を愛し、『建築と詩が溶け合ったような絵を描く画家になりたい』と旅をかさね、そして『色にとらえられ、色とひとつになって』、やがて、夢のような不思議な世界を作り出します。

本書ではクレーの生涯と42点の作品を大きくて綺麗な印刷で楽しめます。

(色彩の世界から天使まで)

忘れっぽい天使

「芸術とは目に見えるものをあらためて描くのではなく、見えないものを見えるようにするものだ」(クレー)

「私の心にかくれている天使たちが、あなたの心に潜む天使たちを、目覚めさせてくれることを願っている。人間に対する想像力がなければ、天使の姿は見えないのだから。」(谷川俊太郎)

クレーは亡くなる1年前に数10点の天使の絵を描いています。色に捉えられ、色と一つになったクレーが天使の絵に辿り着くまでの人生を本書で是非、堪能してください。

(ちょっとだけ中身の紹介)

クレーは絵を描くこと以外にも音楽や詩や自然も愛しました
大きくて綺麗な印刷でクレーの不思議な色彩の世界を堪能できます

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谷川俊太郎さんの推薦の言葉
クレーの絵を見ていると、いつも不思議な気持ちにおそわれます。
もしかするとクレーの絵を見るとき、私たちはクレーという人の心の奥を覗きこんでいるのではないでしょうか。
そう考えるとクレーという画家が、どんな人間だったかということを知りたくなります。
この『おはなし名画シリーズ クレー』は、数々の絵とともに、クレーの生涯とその人となりを、子どもにも分かりやすい言葉で語ってくれます。
クレーの絵とクレーという人の秘密が、解き明かされるわけではありませんが、この本はクレーの世界への、ひいては絵というもののもつ美しさへの、一つの入門書としての役割を果たしていると思います。

「おはなし名画をよむまえに」の「クレーと黄色い鳥のいる風景」もお勧めです!
クレーの生涯をこちらにごく簡単にまとめています。よろしければご覧ください。