おはなし名画「ピカソ」
おはなし名画シリーズ

ピカソ

本体価格 ¥2,913(税別)

B4変型判 60ページ
作品点数 33点

「人はなぜ絵画を理解したがるのだろう。だれも小鳥の歌を理解しようとは思わない。なぜ、絵画となると人びとは理解したがるのだろう。」(ピカソ)

ピカソは世間に認められた後も、新しい表現を追及して自分の芸術の世界を築いていきました。
1881年にスペインに生まれた天才画家のエネルギーに充ちた絵と人生をお楽しみください。

世を去る直前まで絵に対する情熱を燃やし続けたピカソは、91歳で亡くなる数年前に子どもの絵の展覧会を見てこう語っています。
「この年頃には私はルネッサンスの天才たちのように正確に上手に絵を描くことができた。でも、この子どもたちのように書けるようになるには一生かかった」

本書ではピカソのドラマティックな人生が、ページをめくるように変わっていく作品とともに書かれています。
親友の自殺、様々な女性たちとの愛そして戦争への怒り。ピカソが絵を通じて表現しようとしたものは何だったのでしょう?
自分が作り上げたものに固執せずに次々と新しい表現を模索するピカソの姿を、多感な子どもたちに感じて欲しいと思います。

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読者より①

ブログ「工房★とらいあんぐる」より

ピカソの生涯に渡っての作品を初期から順に紹介しているのはもちろん、その頃の生活環境・時代背景などが子供にもわかりやすく説明されています。

ピカソというとキュビズムという手法で右目と左目が全然違うところにあったり、
色づかいがはっきりしている不思議な作風で有名ですが、最初からこうだったんじゃないんですよね。結婚・最愛の人の死・戦争・・・、色々なできごとがあってその想いを絵にこめて表現したんですね。

人はなぜ絵画を理解したがるのだろう。
だれも小鳥の歌を理解しようとは思わない。
草木や花を理解しようとせずに愛せるのに
なぜ、絵画となると人びとは理解したがるのだろう

と、天才画家ピカソは言ったそうですが、やっぱり『なんでこんな絵を描いたんだろう?』って、知ってみたくなるよね。その謎が解けます!

子どもも夢中になって読んでいました。ちょっとだけ、ピカソの感性を理解できたようです😊

工房★とらいあんぐる:おはなし名画シリーズ (eshizuoka.jp)

読者より②

読書ブログ「不眠の子守唄」より
写実的な絵を描いていた青少年期から、「青の時代」、そしてキュビズムへと作風の変化が絵画を通じて視覚的にわかるのが面白い。特に大人にもお薦めなのはこの一冊。

不眠の子守唄の管理人様から博雅堂出版宛にメッセージを頂きました
貴社の「おはなし名画シリーズ」は私の母が好きで買い揃えており、子どもの時からよく読んでおりました。読んだ本はどれも印象に残っておりますが、やはり『ピカソ』は作品のインパクトも作風の変化も大きく、画集としても伝記としても印象的だったのを覚えております。大人になってから美術館に行くのが好きになったのも、貴社の「おはなし名画シリーズ」を読んでいたからだと思っております。

子どもを美術館に連れていけない時に、お薦めの名画集ー「おはなし名画シリーズ」で自宅で美術体験ー│不眠の子守唄 (moriishi.com)