「おはなし名画をよむまえに(全5巻)」は小さなお子様向けの名画絵本シリーズです。
16世紀にネーデルランド(今のオランダ)で活躍した画家ブリューゲルの描いた傑作「バベルの塔」を見ながら、「旧約聖書」に書かれている「バベルの塔」のお話を読んでみましょう。
誰がどのようにして天まで届く塔を作ろうとしたのでしょうか?
ブリューゲルの精密な絵を丁寧に見ると色々な発見があり、見飽きることはありません。
バベルの塔を描いた絵は沢山ありますが、その中でもこのブリューゲルの絵は建築学的正確性と美しさにおいて、群を抜いてレベルが高い大傑作で、当時の建築技術を知る上でも大変貴重なものだとされています。
この本を読んで「どうして神様は怒ったんだろう?」と疑問に思ったらこちらの記事をご覧ください。話題は「ノアの箱舟」にまで広がります。
子どもの疑問に共感して、一緒に調べてあげることで、好奇心は膨らみ、知識欲へとつながります。
(知育の観点から)
全体が一つの物語になっています。社会性が発達し、思考力が伸びてきた子どもにぴったりの絵本です。当時の建築技術や人々の様子など子ども達の好奇心を刺激する要素も沢山あります。名画を見ながら物語を楽しむことで思考力が鍛えられ、想像力が育まれます。「絵本から本への橋渡し」としてもお薦めです。
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読者より
『大人も楽しめました』
カバーの絵は収蔵されているウィーンの美術館で見たことがあります。バベルの塔、といえばこの絵が有名ですね。
天まで届く塔を作りたがった人間が神の怒りに触れてしまい、それまで世界中で同じ言葉をしゃべっていたのに、たちまちみんなバラバラの言語になってしまった・・・というお話もまた有名ですよね。
両方知っていたのに、この聖書に出てくるお話と、「バベルの塔」の絵がこんなに対比していることは全然気づいていませんでした。バベルの塔の絵をじっくり部分ごとに見ていくと、ストーリーが全部描かれていたなんて!!
6歳の息子も「バベルの塔」の逸話はなんとなく聞きかじっていたようですが、この本で絵と一緒にみることで、なるほど!そういうお話だったのか、と納得できたようです。一つの絵の部分をこうやってじっくり眺めるのも、いいですね!
おはなし名画をよむまえに(2) ブリューゲルのバベルの塔 | | 全ページ読める | 絵本ナビ:レビュー・通販 (ehonnavi.net)
子ども私もとても楽しめました。
(あんれいさん 40代・ママ 情報提供:絵本ナビ)
「おはなし名画シリーズ」の「ブリューゲルと村びとたち」もお勧めです!
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