「おはなし名画をよむまえに(全5巻)」は小さなお子様向けの名画絵本シリーズです。
1898年ベルギーで生まれたマグリットの不思議な絵と簡単な言葉だけで出来た絵本です。
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マグリットの絵はどれも本当に不思議ですが、その題名も謎めいたものが多いです。例えば表紙の鳩の絵の題名は「大家族」です。
マグリット曰く「題名は絵の説明ではなく、絵は題名の図解ではない。絵と題名の関係は詩的である」そうです。
「園児がマグリットの絵が大好き」なのは「目に見える思考」であるというマグリットの絵を心の目で見ているからかもしれません。
是非、親子で楽しんでください。
(知育の観点から)
「楽しそう!!」「どうしてこうなるの?」など、名画に簡単なせりふが付いたこの絵本を見た子ども達の反応は実に様々です。色々なことに好奇心を持ち始めた子ども達は一つ一つの絵を純粋に楽しみながら、想像力を膨らませます。感性、知的好奇心、想像力など、これからの時代を生きる子ども達に欠かせない素養が身に付きます。
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(読者より)
『空の鳥、好きです』
マグリットの描く不思議な世界が好きで、特に、青空を羽ばたいているような感じのする「空の鳥」が好きです。
上の娘は「鳥さん?雲?」と言っていましたが、絵本だと、肩肘張らず気軽に名画に触れられるのが良いですね。『先入観なしに』
私は絵画にあまりくわしくありません。だから子ども向けの、絵画入門書がわたしにはぴったりです。
その入門書よりも、もっとわかりやすいのがこの本です。
「雲の模様のハト?」「ハトのかたちの雲?」
不思議だな、おもしろいなと見ればいいんですね。
小さいころから、先入観なしに名画にふれるのは、いいことだなと思います。